浪人日記⑨

『この日記は、管理人エノレメスが、浪人中に思ったことや感じたこと、体験談その他魑魅魍魎をだらだらだらだら書きなぐったハリーポッター並に大長編とはいかないまでもいつもよりチョッと長めのｼﾘｰｽﾞである。書くのもそろそろ面倒になったかも。』

春編

・気分は最悪

センター前は気分は超ブルーだったと思う。
他の人に慰められてた。

・いよいよセンター試験

で、センター試験

会場には知り合いが一杯いた（笑

同窓会みたいな感じだった。

国語、世界史はまあまあな出来具合だった。




・例の英語はどうなった。

そう、世の多くの受験生はみんな「今年は傾向変わらんだろう」と思ってたんでしょう。
特に高校生。

なんと去年を越える傾向の変更でした

もうね、全く別物。
去年の変更は序章に過ぎなかった。というか、今年が本当の大変革だったと思う。

友達の中には、問題の意味を把握してない人もいた。頭いいのに。

赤本の大昔の傾向の問題を解いてた自分は、結果的に複数のパターンの問題を解いていたのでこの変更を乗り越えることが出来ました。むしろ波に乗って自己最高点を取れたの！びっくり！

次の日自己採点で思わず叫んだよ。


・センター利用が続々
この英語の勝利は大いに味方しました。
ｘｘ、東洋、Ｓ修、Ｔ京は全てセンター利用で合格。Ｓ修にいたっては古典を使うはずなのに合格した。ほとんど正解してないはずなのに。

ただ、ここで気を抜いたのも事実。一般入試で受けたＣ央、Ｈ政、Ｎ本はＮ本しか受からなかった。

ここで自分がｘｘに行くことが決定。怒涛の1年間が終わった。

・慰労会

3月14日に慰労会があった。

みんないろんな結果だった。

第一志望に受かった奴。

すべり止めに行く事になった奴。

俺みたいに中間の併願へ行く奴。


会場に例のホスト君がいた。
本人に聞きづらいのでクラス担任に尋ねると、彼はまだ受験中だといわれた。
どうも滑り止めにも落ちて、3月入試をするらしい。四月に「早稲田も余裕」といっていた彼の凋落ぶりはすごい。しかも受かってないのに慰労会に出るとはね。

もう、他人を気にするのは辞めよう。


浪人に上も下も関係ない。勉強しないも努力もしないやつが大学に行けないだけの話なんだ。
第一志望に受からなくても、努力したやつは充実感を得られる。


・浪人日記

帰り際、親しい浪人仲間達とてを振って別れた。
メールアドレスはおろか、名前も知らない奴もいる。
それでも何気無く昼食の時は世間話や受験話をして、不安を共有した人たち。
彼らとはおそらくもう会うことは無いだろう。
予備校って人生の交差点だなぁ。


予備校の最後の家路。
年末、ビルの狭間から見上げた夜空。
あのもう無情を感じることは無かった。

家に帰った後、特に親しいＳ氏と二人で近所のサイゼリアへ。

彼とは予備校の帰り道に一緒に夕飯食べたりした「戦友」だ。
他愛も無い話がすごい楽しかった。
仮に受験の結果はどうであれ、彼と親密になれたのは良かったと思いました。

5月にまた会う予定です。



コレを書いてる今、大学の履修をどうするかで頭を悩ませてます。
でも苦痛じゃない。大学に受からなかったら味わえなかっただろうし。



ココから先の話は、またブログに書きます。

浪人日記はこのへんでおしまい。

またなにか思い出したら、番外で書くかもね。

じゃ、またね。