浪人日記⑧

『この日記は、管理人エノレメスが、浪人中に思ったことや感じたこと、体験談その他魑魅魍魎をだらだらだらだら書きなぐったハリーポッター並に大長編とはいかないまでもいつもよりチョッと長めのｼﾘｰｽﾞである。ゴメンネタ切れ！』

秋～冬編（後）

さて、前回の記事と時期は少し前後することになる。

・志望校はどう決めたか？

秋から冬にかけて志望校を最終的に決めた。

基本的に私立文型だったのでW稲田なりKOなりがトップに来ることになるが敢えて第一志望はC央大に決定。
理由？

まずココの法学部、実は私大では早S田より司法試験合格者が多いんですよ。別に弁護士になる予定は無かったけど、それだけ充実したカリキュラムが用意されてるので受験する価値があるなと思いました。
そして、家から近い！大学が市内に存在するのは強い！
最後に、付属高校に高校受験の時落ちた！
以前にも書いたけどこれって運命だよね～卒業した都立高校は第２志望だったんです。

まあそんなこんなでこのあと落ちることになる第一志望が決まりました。
この下に
法S大、ｘｘ大、N本大、T洋大、S修大、T京大と続くわけです
なんでこの大学群になったかって？

↓

H政：現役時落ちた。基本的に２１世紀になっても左翼が大暴れしてる大学なので受けるか迷ったけどリベンジってことです

ｘｘ大：予備校でｘｘ付属高校出身者と会った。そいつに聞くと、なんとココは古典を使わないらしい！俺のためにあるような大学じゃん。（削除）。
まさかコレが入学校になるとはこのとき知る由も無かった。

N本大：現役時落ちた。うんそれだけ。あとレベル的に。

T洋大：現役時落ちた。うんそれだけ。あとレベル的に。


S修大：願書タダでもらったからセンター試験に出してみようかなと思った。うんそれだけ。あとレベル的に。


T京大：最終防衛ライン。ココ落ちたら凹む。本当に滑り止めの大学。説明会すら行かなかった（やってなかった）し、どこにあるかもしらなかった。２科２００点満点で９０点取れてれば入れるらしいので選んだ。ちなみに付録の学校紹介に「学内の恋愛事情」が本気で書いてあったりする。大丈夫ですか？


まあこんな感じ。T京落ちたら就職orニートという際どい人生。





・さようなら古典

年末かけて科目ごとに追い込みをかけていく。

・・・・・・古典が出来ない！

英語は何とか１年でマトモなレベルまで来た。
世界史も現役以上の知識がある
現代文だって、ちゃんと内容を要約できる。


古典が・・・古典がどうしても出来ない！！


このとき、エノレメスは重大な決心をする。
それは
「古典はもう駄目だからいっそ他の教科に絞って勉強しよう。しかもセンター利用に全力で取り組むべ」
という数年前の自分だったらぜったにやらない無謀なものだったｗ
（ほんと、成功したからいいけどさ、失敗したらどうなってたか・・・・・）


・それでも煮詰まる！

ココで唐突に英語の話になります。特に記憶に残ってるので。


英語センター試験は公開されている過去問１０年は全て解きました。
センター対策の問題集を見て「あ、この問題見たことある」と引用に気がつけるくらい解きました。
背表紙はなくなりました。使い込みすぎたから。

それでも平均７５％、良くて８０後半％・・・・・。２回だけ９割に達したことがあるけどそれだけだった。
ただし、解くにつれてだんだん制限時間に慣れてきた自分がいた。

年が明けたあたりで過去問が枯渇したので予備校の自習室から本屋へ直接「予想問題集」
を買出しに。

ところがどっこい。



売ってないの。




どうも英語は去年（現役の時）試験傾向が大幅変更したので、高校生達は赤本買わずに予想問題集を買い漁ったらしい。


試験直前の一月にはどの本屋も在庫を切らしてた。
結局同じ境遇の浪人友達と本屋をハシゴして最後の１件で売れ残りを発見。



傾向変更に対応した問題、全５回分を解いた時にはもう試験三日前になっていた。
用の無い予想問題集はゴミ箱へ捨てた。

後になってこの「赤本より予想問題」という世間の動きが俺に味方しました。