浪人日記⑦

『この日記は、管理人エノレメスが、浪人中に思ったことや感じたこと、体験談その他魑魅魍魎をだらだらだらだら書きなぐったハリーポッター並に大長編とはいかないまでもいつもよりチョッと長めのｼﾘｰｽﾞである。雫、結婚してくれ！』

秋～冬編（中）

この時期に例のホスト君（春編参照）が特別指導コースも同時受講していることを知る。あれほど通常授業ないがしろで今度は特別指導ですかｗ
ある授業で「これまで無いくらい完璧に今日板書したしｗ」と笑顔でこちらにノートをみせてくれたことがありました。
シャーペンと赤ペン2本だけ使って端の方にチョチョっと書いてるだけだった…。

そして隣にいた友人が彼がﾄｲﾚに言ってる間に教えてくれました
友「あいつ、最近ゲーセン通ってるらしいよ」
エ「え！？勉強は！？」
友「なんでも、『勉強しなくてもどっかしら大学にいけることを証明する』とか・・・」
エ「彼はバイトしてないよね？資金は？」
友「親からの仕送りじゃね？」

・・・正直、こういうネット上で特定の人物について（氏名を伏せようが伏せまいが）語るのはあまり良いことでないのは重々承知してます。それでも敢えてここにエピソードの1つとして掲載してるのは彼に対して驚きというか、失望というか、怒りというか、同情とういうか、あまりに複雑な感情を抱いてしまい、書かずにはいられなかったのです。

ボクの知ってるある浪人生は家庭の経済事情から夏ごろまでバイトしてる人がいました。バイト代で講習の料金だけでも賄いたいと。そういう人がいる一方で何故彼の様に親の仕送りをゲーセンにつぎ込める人がいるのか理解できませんでした。

少なくとも彼の親は
１通常授業
２夏期講習
３冬期講習
４特別指導コース
５上京組のため寮の諸費用
を彼につぎ込んでるハズ・・・・

そしてそういう自分（エノレメス）はどんなんだ？と。客観的に見るのは難しい…結論を出せそうに思えません。浪人は世の中のことを考える期間だとなにかの本で読みました。ホントそうだと思う。