退かぬ、媚びぬ、省みぬ!
Posted by エノレメス - 2007.03.19,Mon
ダーティホワイトボーイズ
作者:S・ハンター
訳:公手成幸
出版:扶桑社ミステリー
あらすじ
オクラホマ州立重犯罪刑務所に収監されていた
白人終身囚ラマー・パイ。刑務所内で殺人を犯
した。復襲を恐れた彼は看守を脅して脱獄する
。問答無用で殺して逃げる!
生まれながらの「ワル」はひたすら破壊しつづける!
痛快悪漢バイオレンス!
コメント(※ネタバレ有!!注意せよ!!)
まあ要約すると
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ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
「ヒャホゥ!!!!」
ズキューン!!!
「ひでぶ!!」
ウィンウィンウィンウィンウィン・・・・
「グギギ・・・」
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みたいな感じです。全然要約になってませんね。
さて、そろそろ本題いくかな。
この作品、面白いんですがネタ的には突っ込み所満載です。
う~ん・・・この本を説明するには登場人物一人一人をあげて説明していったほうがいいですね。
○ラマー・ジェイムス・パイ
ラマー君(♂)はスッポンポンでシャワー浴びてるところ
をマッチョ黒人囚人(♂)が襲う(無論、博識な皆さんにはこの「襲う」の意味、わかりますよね?)
ところから話が始まります。最悪な状況ですね。しかしラマー君、ただの白人ではありません。
なんたって三十路も過ぎて定職にも就かず、悪行三昧のダーティホワイトボーイなのですから!
手早く黒人囚人を殺めた後、子分2名を引き連れて各地を逃げ回る脱走劇を繰り広げる!
○オーデル・ウォーレン・パイ
子分その①。ラマーの従兄弟。ちょっぴり頭が悪いらしい。ラマーに溺愛されていて、本人も
彼の支持に忠実です。ホントにラマーとは仲良しで、作中でラマーの誕生日のために
手作りケーキを作ろうと奮闘する可愛らしい場面も。人の首を絞めて殺すこともありますが。
○リチャード・フランクリン・ピード
子分その②。刑務所内でひょんなことからラマーに気に入られた内気な元芸術家(教師)。
いわゆる「のび太」的なキャラですね。
銃を渡され人を撃てと命じられてもビビッてできないタイプ。その割には
「精神的に疲れて母の目を潰しちゃった」という激しめな前科の持ち主です。キレる子かあんたは。
でも最後には一番成長するタイプです。良くも悪くも。
○ルータ‐ベイス・タル
途中から逃亡グループに参加する女。受刑中の犯罪者にファンレター送ってるいわゆる犯罪者マニアです。
で、その手紙がきっかけになってラマー君と合流するわけですが。
グループの中で最もサイコな貴婦人♪
○バド・ピューティ
巡査部長、おまわりさん。本作の正義の味方であるバド君ですが、実は部下の奥さんと不倫中。
二人も子供がいるのにね。最低。
しかしこの純粋に正義になりきれない彼の心の葛藤は本作の見所でもあります。
○C・D・ヘンダスン
警部補。おまわりさん。ベテランのデカですが、アル中。しかも最後の最後でぶっ殺されます。
以上のような善も悪も個性的な方々が壮絶な戦いを繰り広げます。
今まで読んだ本の中では大藪晴彦の「非情の標的」に次ぐバイオレンス小説だと思う。楽しいですよ。
そんな本書は扶桑社ミステリーより¥874+税で大好評発売中!!読むべし!!!
…オチがないよorz
※褒めてるのか貶しているのかワケワカラン文章ですがこの本本当に面白いです。書店で見た場合はすぐに買う事をすすめます。
2005年10月10日執筆
作者:S・ハンター
訳:公手成幸
出版:扶桑社ミステリー
あらすじ
オクラホマ州立重犯罪刑務所に収監されていた
白人終身囚ラマー・パイ。刑務所内で殺人を犯
した。復襲を恐れた彼は看守を脅して脱獄する
。問答無用で殺して逃げる!
生まれながらの「ワル」はひたすら破壊しつづける!
痛快悪漢バイオレンス!
コメント(※ネタバレ有!!注意せよ!!)
まあ要約すると
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ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!
「ヒャホゥ!!!!」
ズキューン!!!
「ひでぶ!!」
ウィンウィンウィンウィンウィン・・・・
「グギギ・・・」
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みたいな感じです。全然要約になってませんね。
さて、そろそろ本題いくかな。
この作品、面白いんですがネタ的には突っ込み所満載です。
う~ん・・・この本を説明するには登場人物一人一人をあげて説明していったほうがいいですね。
○ラマー・ジェイムス・パイ
ラマー君(♂)はスッポンポンでシャワー浴びてるところ
をマッチョ黒人囚人(♂)が襲う(無論、博識な皆さんにはこの「襲う」の意味、わかりますよね?)
ところから話が始まります。最悪な状況ですね。しかしラマー君、ただの白人ではありません。
なんたって三十路も過ぎて定職にも就かず、悪行三昧のダーティホワイトボーイなのですから!
手早く黒人囚人を殺めた後、子分2名を引き連れて各地を逃げ回る脱走劇を繰り広げる!
○オーデル・ウォーレン・パイ
子分その①。ラマーの従兄弟。ちょっぴり頭が悪いらしい。ラマーに溺愛されていて、本人も
彼の支持に忠実です。ホントにラマーとは仲良しで、作中でラマーの誕生日のために
手作りケーキを作ろうと奮闘する可愛らしい場面も。人の首を絞めて殺すこともありますが。
○リチャード・フランクリン・ピード
子分その②。刑務所内でひょんなことからラマーに気に入られた内気な元芸術家(教師)。
いわゆる「のび太」的なキャラですね。
銃を渡され人を撃てと命じられてもビビッてできないタイプ。その割には
「精神的に疲れて母の目を潰しちゃった」という激しめな前科の持ち主です。キレる子かあんたは。
でも最後には一番成長するタイプです。良くも悪くも。
○ルータ‐ベイス・タル
途中から逃亡グループに参加する女。受刑中の犯罪者にファンレター送ってるいわゆる犯罪者マニアです。
で、その手紙がきっかけになってラマー君と合流するわけですが。
グループの中で最もサイコな貴婦人♪
○バド・ピューティ
巡査部長、おまわりさん。本作の正義の味方であるバド君ですが、実は部下の奥さんと不倫中。
二人も子供がいるのにね。最低。
しかしこの純粋に正義になりきれない彼の心の葛藤は本作の見所でもあります。
○C・D・ヘンダスン
警部補。おまわりさん。ベテランのデカですが、アル中。しかも最後の最後でぶっ殺されます。
以上のような善も悪も個性的な方々が壮絶な戦いを繰り広げます。
今まで読んだ本の中では大藪晴彦の「非情の標的」に次ぐバイオレンス小説だと思う。楽しいですよ。
そんな本書は扶桑社ミステリーより¥874+税で大好評発売中!!読むべし!!!
…オチがないよorz
※褒めてるのか貶しているのかワケワカラン文章ですがこの本本当に面白いです。書店で見た場合はすぐに買う事をすすめます。
2005年10月10日執筆
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はっきり言うと、このブログのテーマはありふれたテーマ──「生きること」です。
対照的なふたりの主人公を通して、ふたつの生き方を見つめたいと思います。「人間」と「人間以外のもの」 との闘いを通して、人間讃歌をうたっていきたいと思います。
このブログがみなさんに喜びを与え、気に入ってもらえますように。
──それでは、どうぞ。
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